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アニマルコミュニケーター、ドッグトレーナー、レイキヒーラー森永紗千のブログ

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地震災害における動物達への対応

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 この度の熊本地震により亡くなられた方々へのご冥福を心よりお祈りいたしますとともに、甚大な被害を受けられ被災された皆様と、そのご家族の方々に対して、謹んでお見舞い申し上げます。

今なお救助を待ち続けている皆様がどうかご無事でありますように。

続く余震にも十分お気をつけくださいませ。

地震の瞬間の恐怖、今後の不安、 そしてテレビから流れる被災地の悲痛な状況、飛び交う情報などから、 心のバランスも不安定になられることと思います。私自身も東日本大震災の際は発生から丸2日間は、被災地の現状に涙が止まらず、 続く余震に恐怖を感じ、眠れぬ夜を過ごしました。今回の熊本地震によって 被災地でなくとも、5年前の恐怖がフラッシュバックされる方も多い事と思います。

動物は私達が思うよりもはるかに敏感に、その場の空気、周りの人間の感情などを察知し、 それに影響を受けます。 また私達と同じように、ショッキングな出来事や、恐怖や不安を感じ続けることで 動物もPTSD心的外傷後ストレス障害)を受けます。

主な例として行動として現れるのは、

・飼い主さんから離れたくない

・散歩に行きたがらない

・些細な物音、声に反応するようになった

・リラックスできない、落ち着かない

・ハウスから出てこない

・囲われた環境を嫌がる

・震える、パンティング(速く浅い呼吸)が続く ・食欲が落ちた

・嘔吐・下痢・便秘

このような状態になったら、その子の気分を安心・安定させるように対応して下さい。

よく飼い主さんが行ってしまいがちなのが、「大丈夫っ!だいじょうぶだよっ!」と、 動物を励まそうとすることですが、これは逆に動物の不安を助長してしまい、恐怖心を定着させてしまうのです。

まず大切なことは、飼い主さん自身が慌てず騒がず、落ち着いて行動し、リラックスすることです。

大きく息を吸って~吐いて~と、安らかな気持ちで腹式呼吸をしてみましょう。

動物達はその時々で飼い主さんの心の状態から発せられるエネルギーや心拍数、匂いなどを敏感に感じ取り、安心できる状況であるかどうかを判断します。

動物が興奮しているとき、特に犬の場合は、落ち着きなさいという思いをこめて指示(マテ、フセなど)を出すようにしてあげて下さい。飼い主さんに対する依存心が強い子の場合は、あえて飼い主さんと距離を置くこともひとつの方法ですし、タオルなどで暗く囲ったハウスに入れてあげたほうが早く落ち着く子もいます。

動物が恐怖で固まっていたり、パニックになっているときほど、このことを心がけて頂きたいと思います。

すでにトラウマになってしまっている場合は、和やかに誰かと会話して穏やかな空気を感じさせたり、特に犬の場合は、精神的に安定の取れている他の犬に会わせることも有効的です。そして徐々にほぐれてきたら、 その子が好きな遊びをしたり、好きな場所へ連れて行ったり、気分を一新させてあげるようにしましょう。

熊本地方は今夜もまだ強い地震が続いてるようですが、くれぐれも身の安全を最優先に、そして共に暮らす動物達が、逃げ出したり、迷子にならぬよう、十分に備え、ご注意下さいませ。

すでに迷子になってしまった動物達も無事に飼い主さんの元に戻れますよう、お祈りいたします。