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アニマルコミュニケーター、ドッグトレーナー、レイキヒーラー森永紗千のブログ

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動物にお願いする時は・・・

ご依頼の中に、飼い主さんから「この子に○○と伝えて下さい」と託されることがよくあります。

もちろんそのように動物に飼い主さんの思いを伝えることは可能ですし、

伝えてみて動物の返答を飼い主さんにお伝えします。

この場合、私のほうから飼い主さんに補足させて頂くことがあります。

アニマルコミュニケーターは、飼い主さんと動物達の関係性からすれば、あくまでも第三者です。

アニマルコミュニケーターが飼い主さんに代わって動物に伝えることで

動物の意識や思考に変化や影響ををもたらす事も多々ありますが、

大切な思いや、共に暮らすためのお互いの大事なルールや、お互いの信頼性などは、

できれば日常の中でその動物と接する飼い主さん自身が伝え続けていくべき事柄だと思いますし、

仮にアニマルコミュニケーターがその思いを動物に伝えたところで、

飼い主さん自身が伝えた内容と伴わない行動や言動、接し方などをしていれば、

動物は納得するどころか、「ママは言ってる事とやってる事が違う・・・」と、

不信感を募らせる結果になってしまうこともありえることです。

たとえば。

「あなたをとっても愛してるから、それをわかってほしい」

私達人間にとっても動物にとっても、

愛とは与えるものでも失うものでもなくて「そこに在るもの」です。

お互いがお互いを理解し、思いやる間に生まれるものです。

あなたをこんなに愛しているのよ。という気持ちは、

動物の性格によっては重荷となることもあります。

飼い主さんがその動物を愛して、本当に大切な存在だという気持ちの上で、

共に暮らしていれば、その思いは確実に動物達も理解してくれていますし、

飼い主さんご自身も、動物達に向けている自分の「愛」に自信を持ってあげて下さい。

「あなたを守るからもっと安心してほしい」「もっと○○でいてほしい」

動物達は「口で言うより行動で見せてほしい」ということを望んでいます。

簡単な例ですが、リードを引っ張らずお散歩してほしければ、

引っ張らないで歩くことを教えなければなりませんし、

エネルギー発散ができてなければ、運動不足を解消してあげなければなりません。

そこには飼い主さんの努力・労力・時間が必ず必要になります。

動物の性格によっては根気も求められることになるでしょう。

それらを行わずに「○○でいてほしい」というのは人間側の一方的な言い分になってしまいますし、

動物もその言い分には理解をしてくれません。

また、怖がりな動物、パニックになりやすい動物、神経過敏な動物、情緒不安定な動物、

こうした問題を抱える動物においては、飼い主さんとリンクしていることが多々あります。

飼い主さん自身が心が安定しているか?他人の些細な言動や行動に過敏に反応してはいないか?など

飼い主さんがストレスフルな状態だったり、何かに怖がっていたり、神経過敏だったりすれば、

動物達にいくら安心するように伝えても、常に共にいる人間が見本とならなければ

動物たちは理解を示してくれません。

「もっと私を信頼してほしい」

子犬・子猫から育てた動物においては、飼い主さんへの信頼は比較的、

年月を重ねることで深まっていきますが、

それでも、動物の性格上、個々に信頼・不信のポイントはそれぞれ違ってきますし、

保護動物の場合はお互いに切実なケースでもあります。

この場合、やみ雲に「信頼してほしい!」とお願いするのではなく、

「どんな接し方・対応なら信頼できる?」というように

動物の意見を聞きだし、それに見合った対応を心がけることが先決となります。

「○○するのをやめてほしい」

動物には動物の事情があります。

まずはなぜその事をするようになったのか、それをすることで何が得られるのか、

元々の性格が起因しているのかもしれませんし、環境、周りの人間の対応、

他の動物からの影響、本能的なもの、原因はさまざまですし、

アニマルコミュニケーションで理由を聞き出すことは可能ですが、

この場合も、改善のための飼い主さんの努力がなければ動物はその事柄をやめることはないでしょう。

忙しいから、時間がないから、それは言い訳になってしまいます。

本気でやめてほしい!と願うのであれば、人間側もその動物が改善できるように

本気で労力を惜しまず努力すべきなのです。

どのような形であれ、どのような方法であれ、飼い主さんが「本気」であれば、

必ずそれは動物達に理解されることです。

動物に「やめてほしい」と願う前に、その問題について、動物と共にその問題に向き合っているか、

それらの事を振り返ってみることも必要です。

一例ではありますが、このように動物達にさまざまな「お願い」をする場合は、

お願いする立場として、飼い主としての責務を動物達に示しているかどうか?

お願いするだけ、聞き出すだけ、ではなく、サポートや努力を共に行っていく思いが

人間側にあるかどうかというのがその後の動物との関係において重要なポイントとなります。

アニマルコミュニケーションはあくまでも動物との関係に

多くのヒントをもたらすひとつのツールにしか過ぎません。

動物との信頼関係を深めるのは、飼い主さん自身なのです(^^

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口先だけの"お願い”がいかに通用しないことかを私に教えてくれた2TOP^^;